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中村征夫写真展「レディ・エリオット島」
2009年11月7日(土)~2010年3月10日(水)

オーストラリアの東海岸沖には、世界最大と言われるサンゴ礁、グレートバリアリーフが広がっています。グレートバリアリーフは、サンゴたちが200万年もの歳月をかけて形成した、2000キロメートルにも渡るサンゴの海中都市です。まさに海洋生物たちの楽園と言えます。このたびの写真展は、グレートバリアリーフの最南端に位置するおとぎの国のような小さな島「レディエリオット島」が舞台です。この美しい島の名は、1816年、島に最初にたどりついた船名の名にちなんで名づけられました
のんびり歩いても、1時間ほどで1周できる円型の島には、数万羽の渡り鳥が飛来し、この島で子育てをします。島をぐるりサンゴ礁が取り巻き、なおかつ国立公園に指定されているため、海中生物たちは人を恐れずとてもフレンドリーです。
また、リゾートの環境に対する配慮も見事なものです。サンゴ礁保護のため、島へのアクセスはセスナ機のみで、滑走路も未舗装の芝生です。洗剤を海に流さないための配慮も徹底しています。
美しい自然が広がるその背景には、このような地道な努力がなされていることを思い知らされた旅でもあります。このたびの写真展では、個性的で魅力あふれる生きものたちの生態をご覧いただくとともに、自然と共生しながら生きる人々の存在にも思いを馳せてご高覧いただけたら幸いです。
中村征夫

中村征夫(なかむら・いくお)

水中写真家 1945年秋田県生まれ。20歳のときに潜水と水中写真を始める。現在、海を専門とする撮影プロダクション(株)スコール.代表。国内外の海を精力的に取材し、数多くの話題作を発表。ライフワークの東京湾をはじめ、水俣湾、諫早湾など、人と海との関係や、「命」を基本姿勢に取り組む報道写真家でもある。講演会やテレビ、ラジオなど様々なメディアをとおして、海の魅力と環境問題を伝え続けている。第13回木村伊兵衛写真賞、第9回文化庁芸術作品賞、2007年度日本写真協会年度賞、第26回土門拳賞などを受賞。

中村征夫公式ページ http://www.squall.co.jp/

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